今日はユーロドル(EURUSD)の
環境認識とトレードプランです。
月足の環境認識
まず月足です。
2012年7月頃の《Point-A》から《Point-C》まで、
押し安値《Point-B》を経由して上昇トレンドでした。
その後《Point-C》から《Point-E》まで、
下降トレンド。
《Point-D》を「山」と認識するのはやや厳しいですが、
《Point-A》の実体を下抜けした重要な起点=戻り高値
と考えました。
《Point-E》まで下降した後は、
なかなか直近安値である《Point-E》を下抜けせず、
レンジを形成し、約2年後の2016年12月に
僅かに直近安値を下抜けしたので、
下降トレンドを継続しました。
そのときの戻り高値のポイントが《Point-F》です。
《Point-G》から現在まで上昇トレンド。
押し安値は《Point-H》です。
当面の目標だった以前の戻り高値である《Point-B》=1.2570。
に達して反発下落して1.2100のラインを下抜けして
下の段に落ちようとしています。
月足の環境認識を数行で書けば、
10年前からの大きく緩やかな下降トレンドの中で
1年前からの上昇が続いていましたが、
今、緩やかな下降トレンドラインに
ぶつかり少しもみ合って、
超長期の下降と長期の上昇の攻防中を
していましたが、長期上昇の分が悪くなって
きたところです。
でも、まだ月初です。
下ヒゲを付けて上昇するなど、
形勢逆転の可能性も十分あります。
週足の環境認識
週足です。
Point-A近辺を押し安値と考えれば、
定義上は上昇トレンドです。
しかし、以前のレジ(1.2100)ラインを
サポにすることなく下抜けしようとしており、
下降の流れを作ろうとしています。
まだ火曜ですから、
このあと上昇して下ヒゲを作れば、
逆に上昇の流れ復活。となります。
まだ、
一気に下ると決まったわけでは
ないという状態です。
日足の環境認識
次は日足です。
数週間前から赤色の4本のラインを日足で追加しています。
上に2本、下に2本、
レンジの上限と下限の目安です。
先週、そのレンジを下にブレークして、
目線を下に切り替えました。
月足で引いた1.2100のラインも完全に
下抜けしました。(ローソク足の実体で下抜け)
次のターゲットとして意識されそうな
ラインを2本引いておきました。
Point-AとPoint-B
です。
4時間足の環境認識
次は4H足です。
完全な下降トレンドです。
月足レベルの大きなレジだったラインを下抜け
して次の大きなターゲットがありませんから、
まだまだ下がるかもしれません。
<ロングプラン>
今の状況では、
当分ロングプランはなしです。
仮にここから上昇して、1.2100ラインを上抜き
週足確定でローソク足の実体を下抜けせずに
ヒゲのみ下抜けした状態になれば、
ロングを考える準備をします。
<ショートプラン>
4時間足レベルの戻り高値であるPoint-A
または、サポレジ転換候補のPoint-B
のラインまで戻り反発下落した場合、
ショートを狙います。
基本通りの戻り売りですね。
読んでいただき、
ありがとうございました。