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以前の記事
FX初心者でも分かるFT2(Forex Tester 2)のデータを快適に使う方法
のおいて、
FT2を使う上でデータについては、
オススメは外部データをインポートすること。
と紹介しました。

今回は少し詳しく説明します。

前回、オススメは外部データ(FXDD社のデータ)をインポートする方法と
説明しましたが、
15分足以上しか見ないデイトレーダーでしたら、
FT2のベーシック(Basic)プランでも良いと思います。


そこでまず、
FT2のベーシックプランの取り込み方について説明します。

特に注意しないと日足が週に6本描画されたり、
いつも見ているMT4のチャートと形状が
違ったりしますのでそこに注意して説明します。

FT2のベーシックプランの取り込み方法

FT2のベーシックプランのデータは、
ロシアのFXブローカーであるForexsite社のデータしか
選択できません。

日足の本数の確認のため、
試しに、タイムシフト=0で取り込んでみます。




確認時間を短くするため、
データ期間を
2018/04/01~2018/04/30
とします。



1週間の日足の本数が6本になるチャートがあると聞きますが、
ベーシックプランのシフト=0の場合、どうなるでしょうか?

今回チェックする週は
下図のとおり、
4/16から4/23までにします。

それでは、先ほど
FT2に取り込んだデータを日足で表示してみます。
データウィンドウかFT2下部のステータスエリアに表示される
日付と時間でそれぞれの足の日付を確認してみます。

残念ながら、4月20日(金)の日足の次に、
4月22日(日)の日足が表示されてしまいました。

シフト値が0ではダメのようです。

それでは適切なシフト値を求めるため、
1時間足のデータ日時を確認してみます。

目的はMT4と同じように描画させることですから、
MT4の1時間足のチャートのキャプチャーを
取っておきます。

赤い縦線が、4月20日(金)の0時と
4月23日(月)の0時の線です。


ベーシックプランをFT2に取り込んだ1時間足は
下のキャプチャーのようになりました。

MT4で4月20日(金)0時のローソク足を描画しているポイントで、
FTでは4月19日(木)21時のローソク足を描画していました。

したがいまして、
FT2のデータが3時間遅れていることになります。

ということは、
データを取り込む時のタイムシフトを+3時間
とすれば良いことになります。

今度は、タイムシフトの設定を+3で
データを取り込んでみます。

FT2に取り込んだ1時間足は
次のようになりました。

シフト値が0のときに描画されていた週末の
ローソク足は消えていました。


日足は次のキャプチャーです。

日足もシフト=0で描画されていた4月22日(日曜日)の
ローソク足が消えています。
左側のチャートの赤い矢印線のところの
日曜分のローソク足が消えているのが分かります。

ローソク足の形状も下図のMT4の日足チャートと
ほぼ同じ形状になっています。


上記より、
FT2のベーシックプランについては、
取り込み時のタイムシフトを「+3」にすれば
良いことが分かりました。

FXDDのデータをインポートする場合の注意点

同様にFXDD社の下記サイトから1分足データを
ダウンロードしてそれをFT2にインポートする場合、
シフト値を幾つにすれば良いか確認したところ、
タイムシフト値を「0」にすれば良いことが分かりました。

https://www.fxddtrading.com/bm/jp/resources/mt4-one-minute-data





FXDD社のファイルを取り込む場合、
ファイルの拡張子が hst のため、
「ファイルを開く」ダイアログの下の
「ファルの種類」を「hst」にしないと
ファイルが選択できませんのでご注意ください。

そして、その後に表示される画面の
タイムシフトを「0」にして「次へ」を選択して
取り込みます。

取り込み後に「ティック変換」を行えば完了です。

一つ注意しなければいけないのが、
上の設定のまま取り込むと、
下図のように、
土日にゴミのようなローソク足が表示されます。

これを回避するために、
取り込み時の画面の
「週末を無視する」
にチェックを入れて取り込みをします。
(本現象が発生するのは一部の通貨ペアのみようです。
ポンド円では発生しませんでした。)

FXDD社のファイルをインポートするときのシフト値は、
以前は「-9」でした。
プログラムの仕様が変わったのか、データの形式の影響なのか
不明ですが、今は「0」が良いようです。

試しに、
hstファイルをCSVに変換するプログラムを作り
確認したところ、週の終わりのデータが土日日付の9時30分頃に
なっていました。
やはり、本来であればタイムシフト=-9
としないといけないハズです。不思議です。

EURUSD,20180428,084900,1.21282,1.21282,1.21282,1.21282,34
EURUSD,20180428,085000,1.21282,1.21282,1.213,1.21296,71
EURUSD,20180428,085100,1.21296,1.21292,1.21297,1.21295,70
EURUSD,20180428,085200,1.21295,1.2129,1.21296,1.21293,60
EURUSD,20180428,085300,1.21292,1.21285,1.21295,1.21289,66
EURUSD,20180428,085400,1.21289,1.21285,1.21291,1.21285,57
EURUSD,20180428,085500,1.21285,1.21282,1.21291,1.2129,41
EURUSD,20180428,093000,1.2129,1.2129,1.2129,1.2129,1
EURUSD,20180428,093000,1.2129,1.2129,1.2129,1.2129,1

実際、変換したCSVファイルを取り込みデータとして
使用した場合はタイムシフトを0とすると不正な描画になり
-9にすると正常でした。


纏めると、
FT2のベーシックプランはタイムシフトは+3
FXDDのhstデータの取り込みのタイムシフトは0

(CSV変換後のタイムシフトは-9)
となります。
または通貨ペアによっては、
「週末を無視する」のチェックが必要です。

※FT3でも試してみましたが上記と同じでした。

おまけ:MT4のチャート時刻について

MT4(MetaTrader4)、MT5は
ロシアのMetaQuotesSoftware社(メタクォーツソフトウェア社)が
開発したソフトであるのが理由だと思いますが、
MT4のチャート時刻はロシア時刻です。

したがって、
夏時間の場合は、GMT+3
冬時間の場合は、GMT+2
でチャートが表示されます。

NY(ニューヨーク)時間、LD(ロンドン)時間を
含めた時刻表は以下のとおりです。




MT4の1日は上表の「MT4」の
0時から23時(59分)です。
日足の単位もこれになります。

また、FXDD社の夏時間、冬時間の切り替えは、
3月の第2日曜日に冬時間から夏時間に変わり、
11月の第1日曜日に冬時間に変わります。


今回は以上です。
また追加情報があれば追記または
追加記事を書きます。