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今回はFXのデジット(Digit)について説明します。

FX関連の取引ルールやツールについて調べていると、
デジット(Digit)という言葉をたまに目にするかもしれません。

例えば、
FX用検証ツールのFT2、FT3のデータサービスで、
ベーシックプラン、スタンダードプラン、VIPプラン
の3種類の比較で、
ベーシックプランは4デジットデータ、
スタンダードプラン、VIPプランは5デジットデータ

であると記載されています。
この違いとは何でしょうか。

本記事はFXにおけるデジット(Digit)について記述します。

FXのデジット(Digit)とは

デジット(Digit)とは和訳すると「桁」のことです。
FXにおいては小数点以下桁数のことを言い、
取引最小単位と同じ意味になります。

ユーロドル、ポンドドルなどのドルストレート通貨ペアであれば、
FX業者によって取引最小単位は異なりますが、
通常、小数点以下4桁または小数点以下5桁で表示されています。
この桁数のことを、FXではデジットとも言います。


したがいまして、
小数点以下4桁は4デジット、
小数点以下4桁は5デジット
と呼びます。

ユーロドルの実際のレートは次のように表示されます。
小数点以下4桁(4デジット)=1.2345
小数点以下5桁(5デジット)=1.23457

ドル円、ユーロ円などのクロス円であれば、
小数点以下2桁または3桁ですから、
2デジットまたは3デジットと呼び、
ドル円は、次のように表示されます。
小数点以下2桁(2デジット)=105.46
小数点以下3桁(3デジット)=105.462

4デジット、5デジット、6デジットの具体例

前述したとおり、
クロス円とドルストレートの通貨ペアでは、
もともとの取引単位が2桁違いますから、
混乱がないよう、ドルストレートの
以降、ユーロドルに絞って表示桁数の比較をしてみます。

まずは、4デジットの例です。

ロシアのブローカーであるForexite社のレート表示です。
最近はどのFX業者も小数点以下5桁表示(5デジット)の中、
非常に珍しいですね。
小数点以下4桁表示
4デジット
です。


次は、5デジットの例です。

クリック証券のユーロドルは小数点以下5桁表示
5デジットです。

DMMFXも5デジットです。

ヒロセ通商も5デジットです。

FXDDも同じく5デジット。

このように、ほとんどのFX業者が5デジットです。

(ドル円、ユーロ円などのクロス円は3デジット)



なお、6デジットの業者もあります。

SBI-FX Tradeのユーロドルは小数点以下6桁表示、
6デジットです。かなり珍しいですね。
(クロス円は4デジット)



因みに、
SBI-FX Tradeは最小取引単位が1通貨単位からできる
非常に珍しい会社です。
ドル円を取引するのに、例えばレートが110円でしたら、
レバレッジ=1倍でも証拠金=110円あれば取引可能です。
レバレッジ=25倍の場合、110/25=4.4円の証拠金があれば取引できます。

FT2、FT3の4デジット、5デジットの違い

4デジット、5デジットの違いは、
上で説明したとおりです。

5デジットの方が小数点以下1桁分精度が高くなります。

したがって、
FT2(Forex Tester 2)、FT3(Forex Tester 3)の
ベーシックプランの4デジットとは、
他のスタンダードプランやVIPプランの
5デジットのデータに比べて
少しデータが粗くなりことを意味します。

ただ、1日数回、1回の利益が20pips以上を狙う
デイトレードの検証に使うのであれば、
4デジット(クロス円は2デジット)でも十分だと思います。


スキャルピングトレードを検証する方は、
5デジット(クロス円は3デジット)のデータの
方がよいでしょうね。



恥ずかしながら自分は少し前まで、
FT3のポンド円のシンボルプロパティの設定を
2デジットのままで検証していました。

この設定のままだと、
3デジットのデータをインポートしても、
2デジットに変換されてしまいます。

それでもデイトレードの検証としては問題ありませんでした。

因みに、データはFXDDデータをインポートしています。
ベーシックプランのForexite社のデータは、
FXDDのデータとやや異なるので、
いつも見ているFXDDのデータで週末検証をするためです。


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