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今回はスプレッド(Spread)について説明します。

FX取引を行う上で「スプレッド」は重要な言葉の一つですが、
それほど神経質になるものでもありません。

FXのスプレッド(Spread)とは何か

FX業者が私たち一般投資家に提示する価格(レート)は、
売値(BID)と買値(ASK)の2つあります。
・売値(BID)=我々が今売ることができる価格
・買値(ASK)=我々が今買うことができる価格

例えば、
ドル円の場合は、下図のように
112.804-112.807
のように表示されます。

112.804が売値で、
今、112.804で売ることできます。
112.807が買値で、
今、112.807で買うことできます。
ということを表しています。

良く
「FXは手数料無料です」
と聞きます。

確かに株式のように1株あたりの手数料=300円。等
の手数料はFXには存在しません。
ただ、それではFX業者は儲けにくいです。

ですので、その代わり上記のレートのように、
売値と買値に「差」を設定しています。
この「差」のことを「スプレッド」と呼んでいます。

上の例の
112.804-112.807
で、実際取引したことを考えると良く分かります。
私たちが、今買える価格は買値である112.807です。
買った瞬間、直ぐ売れる価格はいくらでしょうか。
それは、売値の112.804です。

したがって、
私たちの損益は112.807 – 112.804 = – 0.003 円
になり、買った瞬間、損失を出しています。
逆にこれがFX業者の利益になります。


上の例の場合、0.003円=0.3pipsが
GMOクリック証券のドル円のスプレッドです。
注文画面の上の方に分かり易く「0.3」と表示されています。


「スプレッド」は、
FX業者(証券会社)が自由に決めることができます。
FXトレーダーにとってはスプレッドが小さい方が有利なので、
スプレッドが小さい証券会社を選びます。
したがって、FX業者(証券会社)もユーザ獲得のため、
競ってスプレッドをできるだけ小さくしてくれています。

FXのスプレッドの具体例

国内の主要なFX業者のスプレッドを幾つか挙げてみます。

GMOクリック ヒロセ通商 DMM FX
ドル/円
0.3
0.3
0.3
ユーロ/円
0.5
0.5
0.5
ユーロ/ドル
0.4
0.4
0.4
ポンド/円
1.0
1.3
1.0
豪ドル/円
0.7
0.7
0.7
NZドル/円
1.2
1.0
1.2
トルコリラ/円
2.9
1.9
南アフリカランド/円
1.3
1.0
1.3

2017年12月時点、単位はpips


上の表の通り、国内の主要なFX業者であれば、
それほど大きな差はありません。

まとめ

最近の国内のFX業者のメジャーな通貨ペアの
スプレッドはどれも狭くなっていますので、
1日数十回もスキャルピングトレードを行う方でない限り、
FX業者の違いなど気にすることはないでしょう。


ただ、大きな指標があるとき、その指標発表直後は
大きくスプレッドが開くので、
そういう状況になったときは注視した方が良いです。


また、それほど大きな指標でないにもかかわらず、
スプレッドが大きく開いてしまう業者は避けた方が良いですね。