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前々回の記事
FX(外国為替証拠金取引)とは何か、仕組みを解説
で証拠金取引の概要を説明させていただきました。

今回は取引方法の説明と実例での説明をします。

FX(外国為替証拠金取引)の取引方法、利益と損失

前々回、FXとは外国為替を使った証拠金取引であると説明しました。
言葉のとおり対象となる商品は「外国為替」です。
具体的にはドル円やポンド円、ユーロ円などの為替レートの上下を
予想して取引を行うことを指します。


ドル円を対象として取引を行うのであれば、
将来、
ドル円が上昇すると考えれば「買い」
ドル円が下降すると考えれば「売り」
を行うことになります。


そして、
「買い」を行った後に予想通り上昇すれば利益、
下降すれば損失が発生します。


同様に、
「売り」を行った後に予想通り下降すれば利益、
上昇すれば損失が発生します。

FX(外国為替証拠金取引)の具体例

次は具体例なレートでの取引例を挙げます。

ある時点でドル円レートが115円と想定します。

ドル円が上昇すると予想したため、
115円で1枚(10,000通貨単位=10,000ドル)買いました。

その後、
数時間後に115円50銭まで上昇したので決済しました。

この場合、収益は
(115円50銭 – 115円)x 10,000 = 5,000円
の利益になります。


逆に、
数時間後に114円30銭まで下降したので決済しました。


この場合、収益は
(114円30銭 – 115円)x 10,000 = -7,000円
の損失になります。

FX(外国為替証拠金取引)の取引枚数と必要証拠金

さらに具体的に、上の取引を行う場合の証拠金を計算します。
前々回の説明で、
証拠金は、
(レート x 取引量(取引枚数))/レバレッジ
であると説明しました。


上記の「買い」のケースの場合の
証拠金は(115 x 10,000)/25(国内証券会社の標準レバレッジ)
=46,000円です。


したがって、上記取引を行う場合は、
取引前、証券会社に46,000円の入金を行う必要があります。
また、買いを行った後から決済するまでの間は、
証拠金である46,000円は出金不可となります。

FX(外国為替証拠金取引)の利益率、損失率

注目すべき点として、上のケースの場合、


46,000円の証拠金を入金してドル円が50銭上昇して得られる
利益が5,000円であり、利益率が10.9%となることです。


逆に、70銭分、負けた場合、
46,000円に対する-7,000円ですから、
損失率は-15.2%になります。


一瞬で資金が+10%となることもあれば、-15.2%となることも、
それぞれ、それ以上の損失や利益を出すことも十分あり得ます。


適切な取引量の調整、および損切りを行わないと、
資金の大半と失う可能性も大きいので資金管理は最重要事項になります。