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前回と前々回で、注文の種類、
・成行注文
・指値注文
・逆指値注文
・OCO注文
について説明しました。

詳しくは ↓ こちら
⇒ 成行(なりゆき)注文と指値(さしね)注文
⇒ 逆指値(ぎゃくさしね)とOCO注文



今回は、実際の注文方法について、
幾つかのFX業者のツール画面を使って
説明します。

FXの注文に必要な情報とは?

FXの1つの注文を行うための入力をしたり、
選択する項目には何があるのでしょうか。

最低限必要な項目を挙げてみます。

1)通貨ペア
2)売買方向
3)価格(レート)(成行の場合は不要)
4)注文種別
5)取引数量

以上5つの項目が決まれば、注文が行えます。

1)の通貨ペアは、
ドル円、ユーロ円、ユーロドル
などのことです。

2)売買方向は、
買い、売りのどちらかです。

3)価格(レート)は、
買いたい、または売りたい価格のことです。
ただし、成行注文の場合、この項目は不要です。

4)注文種別(注文タイプ)は、
前回、前々回説明しました
成行、指値、逆指値
とのその組合せのOCO注文などのことです。

5)取引数量は、
取引する数量のことです。

FX業者によって最小取引量が異なります。
・SBI FXトレード = 1通貨単位
・ヒロセ通商など = 1,000通貨単位
・GMOクリック証券、DMM FX証券など = 10,000通貨単位


「通貨単位」とは、ドルやユーロなどの単位のことです。
ドル円であれば、1000ドル分の取引、
ユーロ円であれば、1000ユーロ分の取引、
というふうに取引する通貨ペアが決まれば、
具体的な単位を呼ぶことができますが、
通貨ペアが決まってないときは、
これらの単位を纏めて「通貨単位」と呼んでいます。

この5つが揃えば、

ドル円を、
買いで、
価格=115.20円で、
指値注文で、
10,000通貨単位(10,000ドル分)
で注文。

ということが可能になります。

前提として、その価格と取引量から算出される
必要証拠金が口座に入金されているものとします。

FXの注文の具体例、GMOクリック証券

以下に、GMOクリック証券の
「はっちゅう君FXPlus」の注文画面で、
前述の注文内容を説明します。

まずは成行注文から。

上の図矢印の箇所について説明します。


a:現在の価格(レート)として、
売り値と買い値が表示されています。
左が売値、右が買値になります。

①:通貨ペアを選択します。
図ではGBP/JPY(ポンド円)を選択しています。

②:売か買を選びます。
図では「買」にチェックが入っています。

④:注文タイプ(注文種別)を選択します。
図は「成行」を選択しています。
GMOクリック証券では、設定画面で
以下の注文タイプを選択できます。

IFD、IFD-OCOはまで説明していませんので、
機会がありましたら説明します。
(あまり使いませんので説明しないかもしれません)

⑤:取引数量を入力します。
GMOクリック証券の場合、
10,000通貨単位を「1枚」と呼んでいます。
上の図では「1」を入力しています。

b:決済同時発注の選択です。
GMOクリック証券の場合、以下のものから
同時決済注文が選択できます。



ここで、OCOを選択すると、下の図のようになります。

上の図の赤枠のように、
同時決済(新規と同時に決済注文を実行)の
設定が行えるようになります。


図では「決済指値幅」が50となっており、
これは、新規の注文が成立した価格から
0.50円上の価格に決済用の指値を設定すると
いう意味です。
同様に、
「決済逆指値幅」が15となっています。
これは、新規の注文が成立した価格から
0.15円下の価格に決済用の逆指値を設定すると
いう意味です。






次は指値注文です。

成行の画面とほぼ同じですが、
注文タイプを指値にすると、一部、表示内容が異なります。

上の図矢印の箇所について説明します。


a:現在の価格(レート)として、
売り値と買い値が表示されています。

①:通貨ペアを選択します。
図ではGBP/JPY(ポンド円)を選択しています。

②:売か買を選びます。
図では「買」にチェックが入っています。

④-1:注文タイプ(注文種別)を選択します。
図は「通常」を選択していて、
④-2のエリアが表示されています。

※クリック証券の画面「通常」とは、
指値または逆指値のことです。
「成行」と「指値または逆指値」
のことを「成行」と「通常」と言い換えています。


④-2:指値か逆指値を選択できます。
図では指値を選択しています。
指値の値は、③に入力できるようになっています。

⑤:取引数量を入力します。
GMOクリック証券の場合、
10,000通貨単位を「1枚」と呼んでいます。
上の図では「8」を入力しています。

注文項目を入力、または選択して、
左下の
「確認画面へ」
を選択すると、確認画面が表示されます。
(下図参照)

上の確認画面の「注文」を選択すると、
注文が実行されます。

今までの説明が、一般的な注文画面での注文です。
最近では、上記以外の注文方法以外に
より簡単に素早く注文ができるようにと、
「スピード注文」とか「2way発注」
と呼ばれた注文方法の方を使う人が多くなっています。

管理人(哲太郎)も以下の、
はっちゅう君FXPlusの「スピード発注」を良く使っています。



「スピード注文」でない一般的な注文画面の場合、
①注文種別を成行か指値を選択
②指値であれば指値を入力
③注文ボタンを選択
の順番で、
2ステップか3ステップの
操作が必要となりますが、

「スピード注文」の場合、
価格が表示されている下図の赤枠の部分を
クリックするだけで注文できます。

FXの注文の具体例、SBI FXトレード

次は、SBI FXトレードのトレードツールの
注文画面の例です。

レイアウトはGMOクリック証券の注文画面と
大きく異なりますが、構成されている項目は
ほぼ同じです。

1)通貨ペア
2)売買方向
3)価格(レート)(成行の場合は不要)
4)注文種別
5)取引数量

がすべて画面内に含まれていることが
確認できます。

また、
SBI FXトレードにおいても、
簡単操作の注文機能である「2WAY注文」が
用意されています。


クリック証券の「スピード注文」と同様に、
SBI FXトレードの「2WAY注文」も、
価格エリア(下図の赤枠)をクリックするだけで、
注文実行できます。


いかがでしたでしょうか。
FXにおける注文時に入力する項目や選択する項目の
イメージが出来るようになっていただければ幸いです。

最後に、他のFX業者の「ヒロセ通商」の
注文画面を貼っておきます。
GMOクリック証券やSBI FXトレードと、
必要な項目はほぼ同じであることが確認できます。