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今回はFXのPIPS(ピップス)について説明します。


簡単に言うと、
PIPS(ピップス)とは、
FXにおける価格の大きさを標準化した言葉になります。

以下、具体的な例を挙げて説明します。

FXのPIPS(ピップス)とは価格のこと?幾つかの具体例

FXの他の方のブログを見ると、


『今日はユーロドルで32.7pips勝ちました』
『今週はドル円、ユーロドルで合計124.5pips勝ちました』



というように、
『50万勝ちました』
とか、
『1万5000ドル勝ちました』
のような絶対的な金額でなく、
pips
という言葉を良く使われています。


また、
FX業者のサイトでも、
『弊社のユーロポンドのスプレッドは1.0pipsです』
のような表現を良く見ます。
例えば下の図(ヒロセ通商のサイトより)がそうです。

最近では、
下の図(ヒロセ通商)のように、

円が絡む通貨ペアについては、
スプレッドの単位を「銭」と表現することが
多くなってきましたが、
これは日本のトレーダーに人気のある
ドル円のスプレッドをpipsで表すより
日本人の馴染みのある「銭」で表現した方が
分かり易いだろうと。
考えられただけでしょう。
個人的にはpipsで統一しても良いと思います。

実際、海外業者であるFXDDのサイトでは、
下図のようにポンド円のスプレッドを
まだ「ピップ」で表現しています。

FXのPIPS(ピップス)の意味は?

幾つかの具体例を挙げたところで、
PIPSの意味を説明してみます。

PIPSとはPIPという言葉の複数形になります。

そして、PIPとは
『Percentage in point』
の略です。



意味は、
『最小通貨単位の1パーセント(1/100)』
です。

では、
最小通貨単位の1パーセント
とは、どういう意味でしょうか。

これは日本円であれば、最小通貨単位は「円」ですので、
その1パーセント=1/100は0.01円になります。
したがって、
1pip=0.01円
となります。

アメリカドルであれば、
補助通貨としての「セント」は実際使われていますので、
最小通貨単位は「0.01ドル」になります。
その1パーセント=1/100は0.0001ドル
になり
1pip=0.0001ドル
となります。

FXでは、何故PIPS(ピップス)を使うのか?

管理人(哲太郎)は、
FXの世界でpipsを使う理由は2つあると
考えています。

1) 各国の通貨単位の違いを標準化するため
2) FXの損益を標準的な単位で評価するため

1)については、
ドル円、ユーロポンド、ユーロドルを考えていただければ、
分かると思いますが、
ドル円の「円」の最小単位は「円」です。
ユーロポンドの「ポンド」の最小単位は「1/100ポンド」=「ペニー」です。
ユーロドルの「ドル」の最小単位は「1/100ドル」=「セント」です。

FX取引を行う場合、
それぞれの通貨の最小単位を中心に表現することが多く、
各通貨ペアのスプレッドなどを、
ドル円は0.3銭(または0.003円)
ユーロポンドは1.0ペニー
ユーロドルは0.4セント
と言っても間違えではないのですが、
私たち日本人が感覚的に理解できるのは「銭」くらいです。
ユーロポンドのスプレッドは0.01ペニーで、
ユーロドルのスプレッドは0.004セントです。
と言われてもピンときません。

ですので、こういう場合に、
最小通貨単位の1/100をPIPと定義しておけば、
ユーロポンドのスプレッドは1.0pipsで、
ユーロドルのスプレッドは0.4pipsです。
と表現して貰えると、とても分かり易くなります。

2)については、
『今日はドル円で10万の利益でした』
とか、
『今月のFXの利益は250万でした』
と言われても、
FXを多少知っている方にしてみると、
イマイチピンとこないのではないでしょうか。
1日に10万や月に250万稼げることは凄いことのなのですが、

例えば、
月にドル円で250万利益を出す方法として下の図のように
幾つかのケースがあります。

どれが正しくて、どれか間違えということはないです。
ただ、個人的な経験では、
月に2,000pipsの利幅を得たという話より、
月に250pipsの利幅を得たという話の方が現実的
に感じます。


今は数年前ほど変動幅が大きくないため、
1通貨ペアで月に2,000pipsや3,000pips
取ることは難しいでしょう。
ですので、月に300pips前後安定して稼いでいる
内容の方が自分的には信頼できます。

このように「250万」という金額より、
その内容がわからないと評価できないです。



もう一つ例を挙げると、

<Aさんのトレード結果>
1ヶ月目 212pips
2ヶ月目 251pips
3ヶ月目 232pips
4ヶ月目 253pips
5ヶ月目 245pips

<Bさんのトレード結果>
1ヶ月目 50万
2ヶ月目 70万
3ヶ月目 65万
4ヶ月目 54万
5ヶ月目 56万

という結果を見たとき、
Aさんの結果の方がイメージがし易いです。



FXは最終的にお金を稼ぐ手段であることは
間違えないのですが、
他の人のトレード内容、または自分の過去のトレード内容を
評価する場合はpipsで見た方が評価し易いのです。



このように考える人が多いため、
この記事の最初に書いた

『今日はユーロドルで32.7pips勝ちました』
『今週はドル円、ユーロドルで合計124.5pips勝ちました』



と表現する方が多いのだと思います。



今回はPIPS(ピップス)について説明してみました。
後半はやや分かり難い内容だったかもしれません。



PIPSとはPIPという言葉の複数形で、

PIPとは
『Percentage in point』
の略、



意味は、
『最小通貨単位の1パーセント(1/100)』

ということだけ押さえていただければと思います。