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今回はFX取引の始め方について説明します。

前回までの記事で、
1) FXの仕組み、注文方法、ルール
2) FXのリスクと値動き
3) FXのチャートの見方
4) FXの相場の見方
5) FXの手法・基準とトレード戦略
6) FXの検証とデモ取引
7) FXの口座開設方法
を説明してきました。
いよいよ、取引開始です。

本記事では、
FX取引の始め方と注意点について記述します。

FX取引を始める条件

前回の
FX初心者向けに解説、FX業者の口座開設方法
を参考にしていただき、
FX業者の口座を開設できていれば、
FX取引を開始するのは簡単です。

口座開設が完了した状態で
必要証拠金を入金さえすれば取引を開始できます。


復習になりますが、
必要証拠金の計算は、
取引レートx取引数量/レバレッジ
で計算できます。


例えば、
ドル円のレートが110円のとき、
10,000通貨単位の取引を開始する場合、
110 x 10,000 / 25
=44,000円
が必要証拠金として必要です。

※25は2018年3月時点の日本国内のFX業者の
個人向けFXの最大レバレッジです。



上記のとおり計算した必要証拠金に余裕を持たせて、
例えば、44,000+20,000=64,000円
をFX業者の自分の口座に入金すれば
取引が可能です。

余裕の持たせ方については、
個人の考え方次第です。

管理人(哲太郎)の場合、
もし5回くらい連続で負けても、
追加入金しなくて良いくらいの金額は入金しておきます。

FX取引の始め方、取引前に行うこと

上に書いたとおり証拠金を入金すれば
取引を開始できますが、
取引する前には幾つか作業が必要です。

管理人は以下のことを行っています。
1)指標チェック、PC時計のチェック
2)環境認識
3)シナリオ作成(トレード戦略作成)

1)の指標チェック
とは、経済指標の発表時間とその重要度のチェックです。
FX業者のサイトか、
みんかぶFXのサイトの経済指標ページ
https://fx.minkabu.jp/indicators
でチェックされるのが良いでしょう。

トレードするときに大きな指標がある場合、
トレードを控えるのが無難です。

PC時計のチェックは、
PCの時計があっているかどうかの確認です。
日本標準時とのチェックをしてくれるサイト(下記)
http://www.nict.go.jp/JST/JST.html
などを利用して確認するのが良いです。

前述した指標までの時間をチェックしたり、
1時間足の確定までの時間を確認したり、
トレードには正確な時間が必要になります。
PCの横に正確な時刻にあわせた時計があれば
それも大丈夫です。

2)環境認識
3)シナリオ作成(トレード戦略作成)
については、
FX初心者向けに解説!環境認識(マルチタイムフレーム分析)

FX初心者に10分で解説!FXのトレード戦略(押し目買い、戻り売り)
にて説明していますので、
詳しい説明は省きます。

慣れるまでは、
個々の作業を忘れないように
チェックリストを作って、
毎日チェックしながら準備すると良いです。

FX取引の注意点

取引を行う上での幾つか注意点を挙げてみます。

まず、取引はできるだけ毎日同じ時間帯に
行うようにしたいです。
特に東京時間(9時頃から16時頃まで)
とロンドン時間(16時から22時頃まで)
では相場の動きが異なります。


慣れるまでは、同じような動きをする
時間帯でトレードをした方が良いです。

また、最初のうちは
出来る限り大きな時間軸でシナリオを考えて、
そのシナリオにしたがったトレードを
じっくり行うのが良いです。
はじめから短い時間軸をメインとした
スキャルピングトレードのような
トレード回数の多いトレードを行うと、
ポジポジ病の原因となりますし、
トレードが雑になりそれが癖になってしまいます。

はじめは、少し大きな波を取るイメージで、
損切り幅が多少大きくなっても、
しっかり基準となるラインからの損切りポイントを
決めて、かつリスクリワード比率が1:2以上となる
戦略のみトレードする良いです。

その方がじっくりゆっくりトレードができますし、
丁寧なトレードができます。
バタバタしないので精神的にもラクなトレードと
なります。

FX初心者の方、または再チャレンジの方の注意点

FX初心者の方、または以前FX取引の行ったが、
継続して勝つことができず再チャレンジする場合の
注意点として前述した内容以外に、
取引枚数を少なめにする。というものがあります。

理由としては、デモ取引で手法・基準に沿った
トレードができるようになったと言っても、
負けたときの精神的負担は少なったと思います。
これがリアルトレードになった場合、
実際の損失が発生します。
その差を感じることなくトレードを執行することが
できるのが理想ですが、
最初のうちはなかなかそうはいかないでしょう。

大きめの枚数でトレードをして、
負けることの精神的負担が大きくなり、
損切りラインをズラしたり、
連敗して相場に対して恐怖を感じてしまっては、
今までの検証やトレードで身に付けた
自分の「型」が崩れてしまいます。

したがって、最初の数ヶ月のトレードでは
取引枚数を少なめにした方が良いです。
具体的には、
1000通貨単位から3000通貨単位
くらいが良いです。
分割決済を使う方は、
2分割であれば2000通貨単位
3分割であれば3000通貨単位
となります。

なお、クリック証券やDMM FXは
最小売買単位が10,000通貨単位
のため、上述の方法ができません。
1000通貨単位での取引は、
ヒロセ通商やJFXなどのFX業者であれば可能です。

まとめ

今回はFX取引の始め方について記述しました。
チェック項目は管理人が行っている内容なので、
皆さんなりにアレンジしてください。

また、紹介した内容はリアルトレードだけでなく、
デモ取引においても全く同じです。
むしろデモ取引のときから、
しっかりと指標やPC時計のチェック作業や
環境認識作業を行うことを
習慣化されるのが良いでしょう。

また、最初はトレーニングの延長と考え、
枚数を少なめにして取引を行い、
徐々に枚数を増やしていくのが良いです。

そして、次の記事で説明する予定の
『トレードノート』を書くことを是非習慣化して
いただきたいです。