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今回はFXのトレード戦略について説明します。

「トレード戦略」とは、前のStepの記事
FX初心者向けに解説!トレード手法・基準とは?
で説明した
「手法・基準」
と同じ、
どちらかと言えば「手法」に近いです。


この記事では、
管理人(哲太郎)がオススメするトレード戦略
について説明します。

そして、前の記事で書いた
「このトレード戦略は理にかなっている」
ということを思っていただくのが目的です。

オススメのトレード戦略

オススメのトレード戦略を一言で言えば、
「トレンドフォロー(順張り)の押し目買いまたは戻り売り」
です。


「それだけですか?」
と思われるかもしれません。



「はい」
「押し目買いと戻り売り」
これだけで十分です。



他の戦略としては、
・レンジからのブレーク戦略
・天井または底からの反転狙いの逆張り戦略
などがありますが、
「押し目買いと戻り売り」
だけで、稼ぎ続けることは可能です。



まずはこれだけで稼ぐことを考えましょう。

トレンドフォロー(順張り)とカウンタートレード(逆張り)

まずは、
トレンドフォローの説明です。

「トレンド」の定義は重要ですので、
忘れている方は、
FX初心者でも分かる、トレンド相場、レンジ相場、ノントレンド相場とは
をご確認ください。

トレード戦略をトレンド方向的な考えで
2つに分けると
トレンドフォロー(順張り:じゅんばり)

カウンタートレード(逆張り:ぎゃくばり)
の2つに分けることができます。




そして、
『トレンドフォロー(順張り)』とは、
トレンド方向に注文してトレードすることです。
例えば、
上昇中であれば、買い
下降中であれば、売り
を行う方法のことです。

トレンドフォロー(順張り)は
上の図のように、上昇中に買い、下降中に売りトレードを
行うことです。


一方、
『カウンタートレード(逆張り)』とは、
トレンドフォローとは逆に、
トレンド方向とは逆方向に注文するトレード方法のことです。
例えば、
上昇中であれば、売り
下降中であれば、買い
です。

カウンタートレード(逆張り)は
上の図のように、上昇中に売り、下降中に買いトレードを
行うことです。
むやみにトレンドに逆らっているわけではなく、
何らかのレジスタンス(抵抗線)、サポート(支持線)に
反発されることを想定してトレードします。

押し目買い、戻り売りとは

上の図を見ていただいたとおり、
トレンドフォローの方が伸びる余地が多く、
リスクも少ないと思われますが、
何も考えずに
上昇中に買ったり、下降中に売ったりすると大抵負けます。

トレンドフォローを学んだばかりの方は、
上図の赤丸のポイントで買ってしまい、
買った直後に逆行(下降)が始まるケースが多く、
また損切りラインを教科書通り直ぐ下(印)に
置いているために、直ぐに損切りとなることが多いです。

損切りラインをサポート(太い青線)の下(赤)に
置けば負ける割合は減りますが、
負けた場合の損失が大きくなり
トータルではマイナスになる可能性が高いです。



では、どうすれば良いでしょうか?
上の失敗パターンを防ぐためには、
「押し目買い」
「戻り売り」

を行えば良いです。



「押し」とは、
上昇トレンド中に一時的に逆方向(下方向)の「調整」が入ることです。
主な理由は、上昇トレンドに乗って買ったポジションを
手仕舞うために決済の売りを入れたり、
逆張り組が逆張りの売りを仕掛けたりするからです。



同様に「戻り」とは、
下降トレンド中に一時的に逆方向(上方向)の「調整」が入ることです。
主な理由は、下降トレンドに乗って売ったポジションを
手仕舞うために決済の買いを入れたり、
逆張り組が逆張りの買いを仕掛けたりするからです。



その「押し」「戻り」から、
再び、上昇トレンド、または下降トレンドに戻る
ポイントを狙ってトレードすることを、
「押し目買い」
「戻り売り」
と呼びます。

「押し」は上昇トレンド中の一時的な下落、
「戻り」は下降トレンド中の一時的な上昇
のことを言います。

上の図の青丸が「押し目買い」のポイントです。
青丸のポイントで、買うことができれば、
損切りライン(青い■のポイント)も近く、
万が一損切りになったとしても、
損失が小さくなり優位性のあるトレードと言えます。



あとは上記の押し目買いポイントの精度を高めるだけです。、
(下降トレンドの場合、戻り売りのポイント)



精度を高めるポイントとなるのが、
・押し目買い、戻り売り候補の検討

・反発確認
です。

押し目買い、戻り売り候補の検討

押し目買い、戻り売りを狙う上で、
まず行うべきは、
押し目買い、戻り売り候補を幾つか洗い出しておき、
そこでの動きを注視することです。

例えば、上の図の場合、
赤丸のポイントで押しが始まったとしたら、
どこで押し目買いとなるかは分かりません。
分かりませんがチャートを良くみると、
幾つか候補が出てきます。
A点、B点、C点、D点どれも可能性があります。
(上の図だけではA点、C点が候補である理由が分かりませんが、
さらに左側や上位足を見ると分かるケースがあります)
D点は押し安値(以前の記事参照)ポイントであるため、
それより下まで下がると目線が下になり、
押し目買いのポイントとは言えなくなります。



上の図だけ見ると、
直近のレジスタンスである「B点」がレジサポ転換となる
可能性が高いように見えますが、
この図だけは見えていないローソク足の形状や、
上位足(この図が1H足であれば上位足は4H足、日足)の
形状によって、A点やC点も有力な候補として
予測することができます。



このようにして、
予め押し目買いの候補を幾つか挙げておけば、
そのポイントでの動きに注視すれば良いだけになりますので、
アラート(候補の価格になったらメール等で通知)を仕掛けて、
チャート監視を中断することもできます。

押し目買い、戻り売りポイントでの反発確認

押しが始まり、一時的に下降になって、
押し目買い候補に来ました。
その次に行うことは、そのポイントでの『反発確認』です。

有力な押し目買いポイントだからと言って、
そのラインに達した瞬間に買いを入れるのは危険です。
前後に有力な候補がなく、
そのポイントが数時間前、数分前にも反発されていた
ようなポイントであれば、上手く上昇してくれるかもしれませんが、
最初のうちは、上の図の赤い矢印の動きに注目して、
毎回『反発確認』を行った方が良いです。


反発確認の方法は幾つかあります。

基本的な考えは、
押し目買いの場合、
押し目買い候補のポイントで、、
押しが始まって作られた短期的な下降トレンドが、
否定された(崩れた)とき。
になります。

有力な反発確認の方法を、
幾つか紹介させていただきます。

まず1つ目が、上の図です。
短期足レベルのトレンド(赤線)の
戻り高値を上抜けしたケースです。

短期足の戻り高値のラインがサポートになって、
(レジサポ転換)上に上がっていくと反発確認の
信頼性が高くなります。

2つ目が上の図です。
短期足のトレンドライン
(=短期の高値切り下げライン)が
ブレークして上昇したケースです。


3つ目が上の図です。
短期足レベルのダブルボトム形状が確認
されたケースです。

ダブルボトムとは、安値の切り下がり更新が止まり、
安値が同じレートとなり上昇する形状のことです。
短期的なトレンドが上昇の場合、
同じ考えはダブルトップ形状となります。


このように、反発確認の方法は幾つかあります。
どの方法が有効かどうかは、
環境(上位足の形状)次第となりますので、
検証作業の中で有効性を確認するのが良いでしょう。

まとめ

上で説明したとおり
管理人(哲太郎)のオススメのトレード戦略は
「トレンドフォロー(順張り)の押し目買いまたは戻り売り」
です。


この戦略をマスターするためのポイントは、

・トレンドの認識
・押し目買い、戻り売り候補の選定
・押し目買い、戻り売りポイントでの反発確認

そして、説明が前後になりましたが、
一番重要なことは、
チャート全体の『環境認識』です。


トレンドの認識や、押し目買い、戻り売り候補の選定
そして反発確認の有効性など、
すべて『環境認識』により決まってきます。


『環境認識』を行う材料としては、
上位足(月足、週足、日足、4H足、1H足)の
水平線(サポレジ)の状態、トレンドライン、チャネルライン、
トレンドの起点、トレンドの目標などが挙げられます。

これについては別の記事で説明します。