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昨日の記事
マルチタイムフレーム分析01、複数時間軸を見る意味とは
にて、
マルチタイムフレーム分析の簡単な説明をした後、
本分析方法のメリットは何か、
またデメリットは何か。という問を書かせていただきました。

今回は昨日の問に対して、
自分の考えを書きたいと思います。

今回書く内容は、あくまで管理人(哲太郎)の考えです。
セミナーや勉強会の機会があれば皆さんと話をしてみたい
話題ですね。

マルチタイムフレーム分析のメリット

マルチタイムフレーム分析のメリットとは何か。

自分の考えるメリットは2つです。

1つ目は、
過去のチャートが見れることです。
単純過ぎで拍子抜けされたかもしれませんね。
でも、短期足チャートで見れている範囲よりも
過去のチャートが見れることはとても重要なポイントです。


2つ目は、
色々な「足」の状態を把握することができることです。
これも当たり前っちゃ当たり前ですね。
「複数時間足」の名前のとおりです。


では以下に、この2つについて説明します。

過去のチャートが見れるメリット

例えば、15分足などの短期足で下のような
チャートを見ていたとしましょう。

押し目候補で上方向に動いていますから、
押し目買いを狙っても良い状態です。
この短期足チャートだけを見た場合のトレードプランは、
1)押し目買いをして直近高値で利食い
2)押し目買いをしてN値(一つ前の波の等倍のサイズの波)で利食い
というのが主な戦略だと思います。

ただ、マルチタイムフレーム分析に慣れた方が
このチャートを見た場合、
やはり、チャートの外の上や下、そして左の
状態が気になります。

(通常、マルチタイムフレーム分析をする場合、
大きい足からチェックするので、
マルチタイムフレーム分析を慣れた人が、
いきなり短期足のチャートを見ることはありませんが。。)


では、
過去のチャートを見た場合のケースを2つ挙げてみます。

上のチャートの青い四角の枠が先ほどの
短期足チャートで見ていた範囲です。
もう少し分かり易く描くと下のようなイメージです。

青線の箇所が最初に見た短期足のチャートです。


見ていただくと分かるとおり、
長期または中期のトレンドは下降トレンドで、
直ぐ上には長期または中期足の戻り売りポイントが
あるという状況です。

この過去を含めたチャートを見てしまうと、
先ほどの以下の短期足のトレードプランが
どう変わるでしょうか。
1)押し目買いをして直近高値で利食い
2)押し目買いをしてN値(一つ前の波の等倍のサイズの波)で利食い

この長期または中期足のチャートを見た人であっても、
トレードプランは人によって様々です。

例えば、
中期足のトレンドを強く意識する方であれば、
上の短期足のプランはすべて見送りにして、
下のチャートのように、
長期または中期足の戻り売り形状になるのを
待ってショートするトレードプランだけを持つかもしれません。
(管理人(哲太郎)はコレです)


または、
中期足チャートを気にしつつも、
短期足チャートの動きを強く優先する人であれば、
1)押し目買いをして直近高値で利食い
だけを採用して、
そのプランに加えて、その後の動きで、
下のチャート図のように中期足の戻り売りポイントを
上抜けして戻って、再度上に反発するタイミングで
ロングを狙うプランを持つかもしれません。

このように長期足、中期足を使ってチャートの過去を
見ることで、多くの情報が加わり、
その情報を使ってより優位性の高いトレードプランを考えられる。
というのがマルチタイムフレーム分析のメリットになります。


ただ、情報が多くなる分、
慣れない方は、迷いが出てしまって、
使いこなすことができなくなってしまうのが大きなデメリットです。
(デメリットについては次回記述します)



では、参考までに
もう一つのケースを挙げてみます。

下のケースでは、
先ほどのケースとは逆に
長期または中期足のトレンドも上方向です。

こちらも短期足のチャートを当てはめてみます。

長期または中期足のチャートも上方向ですので、
短期足レベルの押し目買いを積極的にすると思います。
目標が短期足の直近高値またはN値などでしたが、
中期足レベルの直近高値(上の点線)まで狙ってもよいでしょう。

ただし、中期足レベルの波を意識した場合には、
Stopの位置を短期足レベルの「谷」の下にするか、
中期足レベルの「谷」の下にするかを悩むところです。
それを理由にこの状態ではトレードなしとされる方も
いても不思議ではありません。




長くなりましたので、
もう一つのメリットについては、
次回説明します。







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