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今日は久しぶりに
「マルチタイムフレーム分析」について
です。

前回までに
複数時間足を見る意味、
マルチタイムフレーム分析のメリット、
マルチタイムフレーム分析のデメリット
について書いてきました。

今回は、
少し実践的な内容を書きます。
具体的には、
複数時間足でトレンドが異なるケースについて。

時間足毎にトレンドが異なる場合はどうするか?

自分は月足から4時間足までを使って、
環境認識を行っています。


ですので、
環境認識で使う時間軸は
・月足
・週足
・日足
・4時間足
の4つです。


補助というか、たまにトレードプランを考える際に
1時間足を見ることもありますが、
基本は上記の4つです。
(人によっては日足と4時間足の間に8時間足を使う人も
いらっしゃるかもしれませんね)


FXを始めたばかりの人にマルチタイムフレーム分析を
教えると、必ず聞かれるのが、


それぞれの時間軸のトレンドが異なる場合はどうするのか?
言い換えると、
すべての時間軸のトレンドが揃った場合にのみしかトレードしないのか?
です。

自分の回答は、


「異なる場合でもトレードする」


です。

時間足毎のトレンドの組合せから考える



時間軸が4つしかありませんから


月足x週足x日足x4時間足
のトレンド(上・下)の組わせは、


2x2x2x2=2^4=16通り


しかありません。


もっと具体的に挙げると、


左から、
月足x週足x日足x4時間足=

01)上昇x上昇x上昇x上昇 ○
02)上昇x上昇x上昇x下降 ▲

03)上昇x上昇x下降x上昇 △
04)上昇x上昇x下降x下降 ○

05)上昇x下降x上昇x上昇 ○
06)上昇x下降x上昇x下降 △

07)上昇x下降x下降x上昇 △
08)上昇x下降x下降x下降 ○

09)下降x上昇x上昇x上昇 ○
10)下降x上昇x上昇x下降 △

11)下降x上昇x下降x上昇 △
12)下降x上昇x下降x下降 ○

13)下降x下降x上昇x上昇 ○
14)下降x下降x上昇x下降 △

15)下降x下降x下降x上昇 ▲
16)下降x下降x下降x下降 ○

の16通りです。

組合せ毎のトレードプランの考え方

管理人(哲太郎)の場合、
上記のすべてのパターンでトレードをします。
もちろん相場状況次第、環境認識次第ですから、
毎日トレードするわけでありません。


ただ、
「時間軸毎のトレンドが異なるから」
という単純な理由でトレードをしない。
ということはありません。
と言う意味です。


でも、
上記パターンの右端にマークしたとおり、
○・・・基本OK
△・・・ちょっと注意
▲・・・かなり注意
となるとは思います。


○は日足と4時間足のトレンドが同じ状況です。


月足や週足のトレンドも気になりますが、
例えば、月足&週足が上昇トレンドでも、
大きなレジに達して、
ダブルトップを作っているときなどは、
日足、4時間足が下降トレンドを作っていれば、
積極的に環境認識を行いトレードします。


または、
月足や週足のトレンドが緩やかで、
上限チャネルに達して、
調整波を作りはじめているときに、
日足、4時間足が下降トレンドになっていても
同じです。


むしろ、月足や週足のトレンドが下降トレンドで
すべての時間軸が同じトレンドあるよりも、
上記のようなケースの方が
「反発」の勢いに乗れて良いかもしれません。

△のケースは、
日足と4時間足が異なるトレンドです。
この場合はより丁寧に環境認識をします。
そして、
上で書いた月足や週足のトレンドと異なるケースと
同様に日足が上昇トレンドであっても、
月足や週足が下降トレンドでその戻り売りポイントに
達して、日足がダブルトップを作り上げ渋っている状態で、
4時間足が下降トレンドを作り始めたら、
ショートプランを積極的に考えます。

▲のケースは、
4時間足以外がすべて逆トレンドです。
さすがにこのケースでは無理をする必要はないですが、
月足の直近のトレンドよりもっと大きな月足全体の流れが
直近のトレンドとは逆で、そのサポートやレジスタンスに
達して反転形状を作り始めたときなど、
例えば、ポンド円、2015年9月~11月頃の動きなどの
ときは、トレンドプランを作っても良いと思います。

したがって、
単に「上昇トレンド」
と言っても、
直ぐ上に大きなレジスタンスがあったり、
エリオット波動論でいうところの第5波目であったり
すると、一旦上昇の流れは崩れる可能性は高くなりますし、
反転直後だったり、第3波目だったりすると
トレンドは強かったりするので、
そういうこと複数時間足で見ていくのが
マルチタイムフレーム分析だと考えています。

次回以降は実際のチャートで説明します。


ありがとうございました。




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