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FXは「Foreign Exchange」の略と言われています。
直訳すれば「外国為替」となります。
しかし、一般的には「FX」のことを、
日本語では「外国為替証拠金取引」と呼んでいることを考えると、
FXは「Foreign exchange margin trading」の略と
考えた方が良いでしょう。

繰り返しになりますが、FXとは
「外国為替証拠金取引」
です。


言い換えると、
外国為替を使った証拠金取引
です。


以降、「証拠金取引」の特徴について説明します。




この記事を読むと、
FX(外国為替証拠金取引)の仕組みを理解でき、
実際に取引するために必要な概念が分かっていただけます。
月に30万稼ぐために、
まず最初に理解していただきたいとても大事な「概念」になります。


これを理解することで、自分で証拠金の計算ができたり、
資金管理計画ができるようになります。

FX取引の重要概念である「証拠金取引」とは

それでは「証拠金取引」とは何でしょうか。

証拠金取引とは証券会社またはブローカー(仲介業者)に、
一定のお金を担保として預け入れて、
預け入れした金額以上の取引を可能とする仕組みのことです。

FX以外では、
株式の信用取引(信用取引では「保証金」と呼びます)や
先物取引(日経225先物、225mini先物など)が同様の考えで
取引されています。

具体例を挙げてみます。

例えば、
アメリカドル($)は2017/11/26時点で111.50(111円50銭)です。
以下、計算しやすように1ドル112円とします。

また、1ドルでは金額が小さいため、
ここでは1,000ドル分の取引をすることを考えます。

さて、1,000ドルを買うには幾ら必要でしょうか。

112円 x 1,000 = 112,000円となります。
1,000ドルを買うには11万2千円必要ということになります。

FX(外国為替証拠金取引)取引のレバレッジとは

上の例で、
1,000ドルを買うには11万2千円必要でした。

これは実際の為替の現物の取引です。
ニューヨークに旅行に行く場合に1,000ドル必要であれば、
空港で11万2千円+手数料で、1,000ドル買うことができます。

これに対して、
証拠金取引の場合、大きく3つの特徴があります。
それは、

    ①レバレッジが使える
    ②差金決済である
    ③現物を持っていなくても売りからでも取引できる

です。


①のレバレッジとは「てこの作用」のことです。
10キロの重さの荷物をレバレッジを使えば、
1キロの力で上げることができるようなイメージのものです。

日本国内FX証券会社の場合、25倍まで設定することができます。
(来年2018年、10倍まで下がる可能性があります)

仮に上の例でレバレッジ10倍とすると、
1,000ドルを買うには11万2千円の1/10の11,200円で買うことができます。


証拠金取引の場合、11,200円支払うということでなく、
11,200円の証拠金があれば取引できる。
という表現が正しいです。

FX(外国為替証拠金取引)取引の差金決済とは

実際には②の差金決済で取引するので、
実体であるドル通貨を手元に持つことはありません。

差金決済とは、買ったときに「買ったことにして」
その反対売買の売り(決済)を行ったときに、
その差額を損益として計算することです。

例えば、上の例の場合、
11,200円の証拠金で、1,000ドル(11万2千円相当)を買ったことにして、


その後ドル円レートが
112円から113円になったときに決済すれば、
その差額である
(113円-112円)x 1,000 円=1,000円の利益が発生します。

ドル円のレートは0.9%ほどしか上昇してないにもかかわらず、
証拠金に対する利益額が9%にもなるのは、
レバレッジが10倍だからです。

FX(外国為替証拠金取引)取引の新規売りOKの意味は

また、通常の対象商品の実体がある取引であれば、
実際に持っていないものは売ることが出来ません。


しかし、証拠金取引の特徴③である
「売りからでも取引できる」
というのは、
実際に「物」を持っていなくても「売り」から行うことが可能です。


したがって、ドル円のレートが下がると思えば、
最初から「売る」ことができます。

これが証拠金取引の大きな特徴になります。



いかがでしょうか。
株式の信用取引や日経225先物などの取引経験がある方は
すんなり理解できる内容だと思います。

全くの初心者の方にはちょっと馴染めない考えかもしれません。
ただ、とても重要なので、是非理解していただきたい内容です。



計算が苦手な方は、具体例をノートに書き自分で計算してみると
理解ができると思います。